たかのこどもクリニック
たかのこどもクリニックHOME

ぼちぼち通信-No8|垂水区の小児科・アレルギー科 たかのこどもクリニック|

ぼちぼち通信

ぼちぼち通信
BochiBochi Tsushin
No.08
2021.01
一覧を見る >>>

あけましておめでとうございます。

昨年はコロナ、コロナで大変な一年でした。新型コロナウイルスは風邪のウイルスがちょっと変異しただけのものなのに、全世界の人々の動きを止めてしまいました。

天災です。1年間、弱震が続いているような感じでしょうか。
まだ終わりが見えませんが、皆さん頑張りましょう。
今年もよろしくお願いします。皆様に穏やかな時がおとずれることを願っています。

-歩く・走る-

昨年末から歩いて通勤しようと思うようになった。病院勤務の時は病院の中を動くだけで、1日1万歩くらい歩き、当直したら1日2万歩歩いていた。それが開業して、2階と1階の行き来のみで、非常に運動量が減った。それで車通勤していたら、足腰が弱くなってしまう。サルコペニア、フレイル、ロコモなどいろいろあるが、それらになってしまう。
第二神明の高速道路を超えるのに一丘超え、その後も緩やかなアップダウンがある。約4㎞、小1時間歩く。朝はいいが、帰りは少しつらい。

 

15年くらい前から、ジョギングを始めた。家族で山登りをするようになって、私が律速段階になった。
みんなに先に行かれ、皆が休憩しているところに私が追いつくと、「ハイ出発」と休憩もそこそこに歩き続けることになる。
家族についていくには体力をつけなければと、走り始めた。家の周り400mくらいでへとへとだったのが、2周になり、2㎞、5㎞となり、制限時間のない大会に出るようになった。

 

ハーフを初めて走ったときは2時間ちょっとのペースで走っていたが、最後フラフラになった。
ボランティアのおっちゃんは手に塩を付けてくれるが、体が欲しいのは塩ではなかったようだ。おなかがすきすぎたようで、ゴールした時にはどこにいるのかわからなくなった。屋台のカレーを食べて、そのあたりで寝てしまい、元気になった。

 

一度だけ、マラソンを走ったことがあるが、35キロ過ぎたあたりから、自分の体が自分の体でないような感じになった。
帰るには走るしかない、ボランティアの人たちも帰れない、申し訳ない、その思いだけだった。
7時間くらいかかった。もう二度とマラソンは走れないだろう。

 

大阪に通勤のころは、毎日走ることができなくなり、学会に行くとその地方を走ることが趣味になった。
学会の朝、いつもなら息子たちの弁当を作っている時間に、走る。学会のことは覚えていないが、走った地方のことは景色を思い出す。迷子になり、学会に遅れたことも何度か。

 

子どものころ、運動は全く苦手だった。小学校の体育は6年間ずっと「3」。
母には「他の教科とのバランスあるから、お情けの3やね」と言われていた。
持久走は全く苦手、ビリから2-3番。順番より、しんどいのがつらかった。持久走大会の前夜は雨になることをいつも祈っていた。
それでも、やり続けているとそれなりに楽しめるようになる。今も週に1回くらい5キロほどであるが、走っている。
アジュール舞子へ海に会いに行っている(写真:私の好きなジョギングコース)。今年も続けようと思う。
皆さんも運動どうですか。“きのこの会”(歩く会)も月一で続けますよ。

高野院長が好きなジョギングコースの写真

21:45・・・#たけのこ

クリニックの近くに学習塾がある。

21:45、その塾の前にマイクロバス2台、自家用車数台が並ぶ。塾の終わる時間であろう。
子どもたちは夕食を食べて来ているのだろうか。帰ってから風呂に入って寝るだけでも、11時になってしまう。
学校でも勉強して、部活している子もいるかもしれない。そして、また塾で勉強である。
塾から帰って学校の宿題する子もいるかもしれない。やりたくてやっている勉強なら楽しいかもしれないが、やらなければならないと思ってやっている勉強なら、結構大変だと思う。子どもたちはえらい、よく頑張っていると思う。
真似できないなあ。子どもたちの頑張りを見てほしい。

 

そういうことに疲れてしまった子もいる。中学生の年頃は、背も伸び、二次性徴も始まり、体の中の変化が非常に大きい。
そこに、心も成長する。素直に聞けていた親の言葉が聞けなくなる。うるさい、言わんとって、という気持ちがわいてくる。
そうやって、反抗しながら、自分がどうしたいかをつかんでいくのだろう。

これで普通。自由にしたい。でも、自由には責任が伴うことを学んでいかなければならない。

 

学校に行きにくくなる子もいる。文科省によると平成30年度の小中学校における不登校は在籍児童生徒の1.7%ということである。
https://www.mext.go.jp/content/20191217_mxt_syoto02-000003300_8.pdf

新型コロナウイルス感染症で不登校が増えたという話も聞く。

 

子どもにとって学校というのは非常に便利な場である。そこに行かずに、いろいろなことを学んでいくのはとても大変だと思う。
勉強するだけでない、人との関係性を学ぶのにいい場である。
家にいて、ずっとゲームしていても、You tube見ていても本当に楽しくはないであろう。どの子も学校に行かなければならないと思いながら、学校には行けず、どうしようもなくなっているように思う。困った。

 

クリニックにも学校に行きにくくなった子どもたちがやってくる。私は小児科医であるから身体的な原因がないか、探す。
何か取り除ける問題がないか探すけど、簡単には見つからない。理由が分からなく、学校に行けない。どうしたらいいのであろう・・・。小児神経の先生と心理士さんと、今後もこの問題に取り組んでいきたい。

 

のこのこの会(みんなで英語を読もう・詩を読もうの会)を始めた。
先日、中学生の方と心理士さんに参加いただいて、1回目を行った。みんなで楽しく勉強みたいなことをしたい方はいらしてください。

 

それと、今年は、“#たけのこ”を始めた。
クリニックのお昼休みに待合を開放して、学校にはまだ行けないけれど、どこか出かけるところを作ろうと思う子が来る場所を作りたい。あまり深く考えず、体を動かして、何か始めてみようよ。みんなでトランプしようか。
はじめの一歩。パーフェクトをめざさず、ぼちぼちと。

 

著者 たかのこどもクリニック 院長 高野智子

PAGETOP