お子さんの受けられる健診には、1か月健診、4か月健診、9か月健診、1歳半健診、3歳健診、就学時健診があります。自分のお子さんは元気だから大丈夫と思われるかもしれませんが、身長・体重と健康であることを残すだけでも後々大切な記録になります。受けておきましょう。
どの健診でも体重と身長の増えをみます。
お子さんそれぞれの状態に即して健診は行われますが、当院でみているポイントを簡単にあげます。クリニックで行っているのは9か月健診です。
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4か月 |
保健センター | 首が座ってくる頃です。それまでに追視(動くのもを目で追うこと)ができるようになっているか、手と手を合わせるか、首が座りそうか、体の緊張が強くないかをみます。 |
9か月 |
かかりつけ医 | 首が座って歩くまでの動き方にはとっても個人差があります。 ハイハイする子、いざる子、早くにつかまり立ち・伝い歩きをする子などいろいろです。 いろいろなものに興味をもち、何らかの方法で自ら動けるようになっているかが大切です。 体の中で歩ける準備ができているかをみます。 また、自分と母と他人がわかってくる頃です。人見知り・後追い、バイバイなども出てきます。離乳食の進み方もみます。 |
1歳半 |
保健センター | ほとんどのお子さんが歩くようになっています。そして、言葉が出てきます。 少なくとも5つ以上の単語がしゃべられるか、こちらの言う簡単なこと(「ちょうだい」というと物を差し出すなど)が理解できているかをみます。 |
3歳 |
保健センター | 大切な健診です。尿検査、歯科健診、必要な人は耳鼻科健診もあります。 3歳までに運動発達の遅れは発見されていることが多いです。 この健診では言葉も含めた知的な発達と人とのかかわり方の発達をみます。 |
就学時 |
学校 | 学校に入る前に、身体的なこと、成長、運動発達、知的発達、人とのかかわり方の発達をみて、そのお子さんにとって適した学びの場を考えていきます。 |
生まれてすぐは自分で動けなかった赤ちゃんが自由に動けるようになる。
泣くしかなかった赤ちゃんがおしゃべりして、人とコミュニケーションが取れるようになる。
おっぱいやミルクしか飲めなかった赤ちゃんが何でも食べるようになる。
おむつでしていたウンチやおしっこをトイレでするようになる。
寝てばかりだった赤ちゃんが昼は活動し夜に眠るようになる。
そして、いろいろなことを考え、新たなことを見つけ、作り出していく大人になっていく。素晴らしいですね。
運動発達や知的発達ばかりでなく、人とのかかわり方、食べること、排尿、排便、眠ること、これらすべてが発達です。
発達に関することは、相談外来をご予約ください。
アレルギー
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