小学生の15~20%、中学生の20~30%にアレルギー性鼻炎があると言われています。
スギ花粉によるもの(スギ花粉症、季節性アレルギー性鼻炎)とダニや家のホコリによるもの(通年性アレルギー性鼻炎)が多いです。
1.マスクなどでアレルギーの原因となるものを避けましょう。
2.抗アレルギー薬(なるべく眠気の少ないものにしましょう)の内服。
3.ステロイド点鼻薬(2歳以上)で症状を抑えます。
アレルギー性鼻炎の症状を
おこしにくくするための
治療
1.抗アレルギー薬の内服
2.舌下免疫療法
がありますが、スギ花粉症、ダニによるアレルギー性鼻炎のお子さん(5歳以上)には舌下免疫療法が有効です。
毎日、1錠のアレルギーの素(アレルゲン)が入った、すぐに解ける錠剤を舌の下に入れて、1分間じっとします。
そのあと5分間は飲んだり食べたりできません。
スギアレルゲンのはいった錠剤(シダキュア®)とダニアレルゲンの入った錠剤(ミティキュア®)があります。
3年間毎日行わないといけないので、本人さんも親御さんも根気強く続けていかなければなりません。
1~3か月すると少しいいかなという感じが出てきて、1年くらい頑張って続けると効果があると実感される方が多いです。
口の中がかゆくなるなどの副作用がはじめのうちはありますが、治療1か月くらいでほとんどの方でなくなります。
大きな副作用もほとんどありません。
この治療は資格のある医師により行われます。
当クリニックでも行っています。
アレルギー性鼻炎でしんどい思いをされているお子さんにはおすすめします。お話を聞きたい方は相談にいらしてください。
アレルギー
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