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垂水区学が丘|小児科・アレルギー科 たかのこどもクリニック|口腔アレルギー症候群(OAS)

口腔アレルギー症候群(OAS)

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口腔アレルギー
症候群(OAS)

果物や野菜を食べると口がかゆくなるお子さんは口腔アレルギー症候群(OAS)の可能性があります。

これは、花粉に感作された(体が花粉に対するアレルギー反応を起こす状態になること)人が、果物や野菜にも交差反応をおこしアレルギー症状(口の中やのどがかゆいなど)をきたすことを言います。

兵庫県はカバノキ科のオオバヤシャブシが多く、それとの交差反応により果物や野菜でアレルギー反応を起こす子が多いように感じます。

アレルギー反応を
起こす食物

花粉との交差反応がいわれている果物・野菜

花粉 果物・野菜

【カバノキ科】

シラカンバ

ハンノキ

オオバヤシャブシ

【バラ科】リンゴ、洋ナシ、サクランボ、モモ、スモモ、アンズ、アーモンド

【セリ科】セロリ、ニンジン

【ナス科】ジャガイモ

【マメ科】大豆、ピーナッツ

【マタタビ科】キウイフルーツ

【カバノキ科】ヘーゼルナッツ

【ウルシ科】マンゴー

シシトウガラシ など

【ヒノキ科】スギ

【ナス科】トマト
【イネ科】

【ウリ科】メロン、スイカ

【ナス科】トマト、ジャガイモ

【マタタビ科】キウイフルーツ

【ミカン科】オレンジ

【マメ科】ピーナッツ など

【キク科】 ヨモギ

【セリ科】セロリ、ニンジン

【ウルシ科】マンゴー

スパイス など

【キク科】 ブタクサ

【ウリ科】メロン、スイカ、カンタローブ、ズッキーニ、キュウリ

【バショウ科】バナナ など

食物アレルギー診療ガイドライン2016;日本小児アレルギー学会

症状と対応

症 状

果物や野菜を食べてすぐに、口やのどがイガイガするときは疑われます。大豆は問題なく食べているが、豆乳を飲んで口のイガイガの後に、呼吸困難や蕁麻疹など全身症状をきたした例も報告されています。

口腔アレルギー症候群(OAS)症状のイメージイラスト

対 応
  • 口がイガイガする野菜や果物は食べないでおきましょう。
  • 火を通したものは食べられることが多いです。 リンゴならジャムやコンポートで少量、試してみてください。
  • 口の中がかゆいときは抗ヒスタミン薬を内服します。
  • 全身症状を起こすことは少ないですが、いざという時のため、エピペン®を持ちましょう。
  • 花粉症の症状を伴っていることが多いです。症状に応じて花粉症の治療をしましょう。
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